関係代名詞の基本と使い方を例文でわかりやすく解説

英文法

今回は関係詞について説明していきます。
前回の内容をまだ見ていない方は、こちら(仮定法で後悔・願望等を英語で言うフレーズを例文付きで解説 | 1から学ぶ英語)を先にご覧ください。

関係詞の1回目という事で、まずは関係代名詞について説明していきます。
関係代名詞は中3で初めて習う文法で、結構難易度の高い文法ですよね。
苦手な人や何となく教わったって人も多いと思うので、本題に入って復習していきましょう。

1⃣先行詞が人の場合
まずは以下の2つの文を見てください。

I know a man. (私はある男性を知っています)
He has traveled around the world.(彼は世界中を旅行したことがある)

上の2つの英文を見てください。
中学生レベルの英文ではありますが、2つの文で同じものを指しているのが分かりますか?

ここではa manとHeです。
共通部分を発見できたんで、2文を1文にしていきたいんですが…このままでは1つの文に出来ないので、代名詞のHeをthatに変えます。

そうすると、
I know a man [that has traveled around the world].
(世界中を旅行したことがある男性を知っています)
という文が完成します。
ここで、説明を受ける単語(この例文ならa manです)=先行詞と言いますが、この先行詞が人であればこのthatはwhoに書き換えられます。
先行詞が人で主格(関係代名詞の直後に動詞が来るパターン)は、that以外だとwhoになります
書き換えると、
I know a man [who has traveled around the world].
となります。
thatは基本的に先行詞がどれでも使えます。
因みに、関係を含むかたまりは名詞を修飾するので形容詞節となります。

他の文でも確認していきます。以下の例文を見てください。
I have a friend. (私には友人がいます)
He lives in Canada.(彼はカナダに住んでいます)

この2文も同じように共通点があります。
a friendとHeですね。
同じように、Heをthatに変えて2文を1文にします。
そうすると、
I have a friend [that lives in Canada].
(カナダに住んでいる友達がいます。)
となります。
ここでも先行詞がa friendで人を表すため、whoに書き換えられます。
I have a friend [who lives in Canada].
thatがwhoに書き換えられただけなので、先程と同じ内容です。

では、こちらはどうでしょうか。
I know the girl.(私はその少女を知っています)
You were talking with her yesterday.(あなたは昨日彼女と話していました)

まずこの2つの文で共通点を見つけていくわけですが、上記までと違う点があります。
これまでは代名詞が主語の位置に来ていましたが、今回は前置詞の目的語になっています。
今回はthe girlとherが共通していますね。
まずはこのherを同じようにthatに変えていきますが、元々このherは文の途中にあったものなので、文と文をくっつけるためには一度文頭(Youの前)に出します。
そうすると、
I know the girl [that you were talking with yesterday].
(あなたが昨日話していた女の子を知っています。)
という文になります。

先程と違う点は、関係代名詞thatの後ろがS+Vになっている点が大きな違いです。
今回はwithの目的語がthatになっているので、今回はこれで終了です。

もう1文見てみましょう。

The woman is my sister.(その女性は私の姉です)
You met her in the park yesterday.(あなたは昨日彼女に公園で会った)

次はこのパターンです。
これはmetの目的語とどの単語が共通してるかですが、今回be動詞を使った文です。
herはThe woman、my sisterも両方指せますが、この2文を繋げる時どちらの後ろに繋げればいいでしょうか。
今回はThe womanの後ろに繋げます。
色々な説明がされると思いますが、簡単に説明するとお姉さん(妹さん)より女性の方が人数が多いのは分かりますか?
女性って世界に何人も居ますけど、そのうち兄弟姉妹って人数が相当限られますよね。
だから、この場合はmy sisterではなくthe womanの後ろに続けて繋げます。
この考え方は、今回のように先行詞が人の時だけでなく、この後に説明する先行詞が物の場合や関係副詞、分詞の場合でも同じです。
イコールの文でどちらの単語の直後に入れたらいいか迷ったら、この説明を思い出してもらえたら大丈夫です。
というわけで、この2つの文を繋げると

The woman [that you met in the park yesterday] is my sister.
(あなたが昨日公園で会った女性は私の姉です)

って感じです。
これまで2文、目的格の関係代名詞について書きました。
上記では先行詞が人のパターンで主格の場合(関係詞の直後がV)の説明をしましたが、今回は同じく先行詞が人のパターンで目的格の場合(関係詞の直後がS+V)なので使う単語が変わってきます。

まずは
I know the girl [that you were talking with yesterday].
のthatを別の関係代名詞に書き換えます。
書き換えると以下の通りです。
I know the girl [whom you were talking with yesterday].

先行詞が人で目的格(関係代名詞の直後がS+V)の場合はwhomとなります
参考書によってはwho(m)と書いてあるものもありますが、ここではwhomで統一します。
ただ、この目的格の場合は省略されるので、実際は
I know the girl [you were talking with yesterday].
となります。

以下の文も同じように書き換えます。
The woman [whom you met in the park yesterday] is my sister.
             ↓
The woman [you met in the park yesterday] is my sister.

注意点としては、省略できるのは目的格のみです。
主格の場合は省略不可となります。

2⃣先行詞が物の場合
次は別の例文を出してみます。
We live in that house.(私たちはあの家に住んでいます)
It has a big garden.(その家には大きな庭があります)

この2つの文での共通点は何でしょうか。
that houseとItです。
これを今まで通り、まずItをthatにして1文にしてみます。

We live in that house [that has a big garden].
(私たちはあの大きな庭がある家に住んでいる)

という文になります。
ここでthat以外の関係代名詞を使って書き換えますが、今回はこれまでと違い先行詞が人ではなく物です。
先行詞が物で主格の場合は、whoではなくwhichを使います
書き換えると、
We live in that house [which has a big garden].
となります。

続いての文はこちら。
I bought the book yesterday.(私は昨日本を買った)
You recommended it to me.(あなたは私にそれをお勧めしてくれた)

これも途中までは同じです。
itをthatに変えて文頭に出し、2文を1文にします。

I bought the book [that you recommended to me yesterday].
(私は昨日あなたがすすめてくれた本を買った)

となりますが、今回先行詞が人でthatの後ろがS+Vとなっているのでこのthatは目的格の関係代名詞となります。
このthatを別の関係代名詞で書き換えると、主格と同じwhichです。
先行詞が物の場合、主格・目的格共に関係代名詞はwhichとなります。
書き換えると以下の通り。

I bought the book [which you recommended to me yesterday].

ただし、先行詞が人の時と同じように、目的格のみは省略可能なので、実際は以下のような形で出ます。
I bought the book [you recommended to me yesterday].

今回は中学で学習した関係代名詞の基本を説明しました。
長くなりそうなので、ここでいったん切りたいと思います。
今回はここまで。

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